中華人民共和国・大連市

以前、中国天津に語学留学なさっていたHawmayさんが日本に戻ってこられています。今回、大連に旅行されたときに買った袋を寄贈して頂きました。
以前寄贈して頂いた袋は、凸版印刷つまり活字を使ったものでしたが、今回の袋は、オフセット印刷で作られているようです。このような袋まで、オフセット印刷で作られるようになったと言うことで中国の印刷技術の革新がわかります。

左のHawmayさんが撮影して送って頂いた写真を見ても以前よくあった汚い屋台や台車に乗せたものではなく、恒久的な施設のようです。この店の設置に関しても市当局などに設置許可を取って税金を払ってやっているようです。Hawmayさんも書いていらっしゃるように、中国や台湾で食べる甘栗は美味しくありません。日本の甘栗有名チェーンの社長さんとお話ししたときに、美味しい栗は、ほとんどが日本人が買い占め日本に送ってしまうそうです。その残りを中国・台湾で甘栗として売られるわけです。
この甘栗の焼き方も日本人が工夫を重ねて改良していったもので、そんなことからも天津甘栗の本場は 日本 と言うことになります。皆さんが中国や台湾に旅行されても日本で食べる以上の美味しい甘栗を食べることは難しいと思います。

購入日 2002年1月4日 寄贈者 Hawmay


Hawmayさんからの便り
大連の甘栗についてご報告です。街のあちこちに、小さな売店があります。小屋のような売店で、お菓子や飲み物と並んで、種(カボチャなど)、ドライフルーツ、さんざしの串などを売っています。そしてその中に甘栗もあるのですが、この小さな売店の中に甘栗を炒る機械が入っていてできたてを売ってくれるのです。売店、いくつか写真撮ったのですが、一番できのいいのを添付しますので、見てみてください。私が買ったのは大連駅そば、天津街入り口の売店で、1斤(500g)10元でした。味見させてくれた栗はできたてで甘くておいしかったのですが、買って、ホテルの部屋で食べたのですが、結構傷んでいるものや皮ばなれの悪いものがあって残念でした。それから、マイカルのそばだったと思いますが、「遼寧板栗」という看板の甘栗専門の屋台が出ていました。南京でも「板栗」というのを見て何かと思っていたのですが、甘栗と同じなのでしょうか。南京で買いそこねたのがいまだに残念・・・